むくみの原因を知って、むくみを解消するための当サイト。けっこう多いのが「ロキソニンによるむくみを解消したい…」といった検索フレーズで訪れてくれる方。
当ページを訪れてくれたアナタも、もしかすると
我慢できない頭痛や生理痛でロキソニンを飲むと顔がめっちゃむくむんだけど……
下半身やまぶたのむくみが気になって、ロキソニンを使えない
こんな『ロキソニンによるむくみ』が不安で、激しい痛みでも痛み止めが利用できなく困ってませんでしたか?
当ページでは、そんなロキソニンで激しくむくむ方にむけ、ロキソニンとむくみの関係、さらに、ロキソニンでむくみやすい人の鎮痛剤を選ぶポイントを解説しています。
そもそもロキソニンはむくみを発生しやすい薬の中でも代表的なもののひとつ。むくみが気になる人は、極力ロキソニンは避けておいた方が無難です。ただどーしても……って時ありますよね。
結論からいいますと、ロキソニンを服用してむくんでしまう方は、そもそも体内の塩分濃度が高く利尿作用が低い傾向があったりします。生活習慣の見直しや適度な運動が必要かもしれません。
内側からめぐりをアップさせて『むくみにくい体質』に改善してあげましょう!
ロキソニンのような鎮痛剤はむくみやすい人は注意
こちらのページ。
でも薬とむくみの関係についてご説明していますが、様々なむくみの原因のひとつに「薬によるむくみ」をあげる事ができます。
そもそも薬は、何らかの体の異常を解消するために服用しているはず。つまり有効な成分が血液に乗って体中をめぐるわけです。
考え方しだいでは普段の生活でバランスのとれた血液のバランスを急激に変化させるということでもあります。
なのでむくみが生じやすいのは当然のことで、そもそも薬の成分自体も腎臓や肝臓に何らかの影響を与えることも関係しています。
どんな薬でもむくみの可能性はあるということ
言いかえれば薬には少なからず副作用というものがあります。
体の異常を改善する働きがあるということは、逆に考えれば正常なバランスのとれた部分のバランスを変えて悪影響を与える可能性も多少はあるわけなんですね。
つまりロキソニンでも他の薬でもむくみの可能性はあるということ。
個人差はありますが、どんな薬でも副作用があるのと同じように、多少はむくみの可能性はあると考えておきましょう。
むくみやすい人にとって、薬を服用する場合は、病状の改善と引き換えに翌日にむくんでしまうリスクも考えてから服用するかを判断してください。
どうしてもむくみが嫌な方、むくんではいけないシチュエーション(例えば人前に立つ職業とか…)といった場合、
服用を見送るか、漢方、健康食品、サプリメント等によって病状を改善するという選択肢も視野にいれておきましょう。
もちろん過去に服用や摂取してむくみの確認できなかった薬は多少は安心できますが、むくまない保証はありません。
その時の健康状態や血液のバランス、自律神経の状態といったバランスも関係するだけに注意が必要です。
そもそもロキソニンとはどんな薬なのか?
ではロキソニンとむくみの関係について少し突っ込んで考えてみましょう。
ロキソニンは市販でも入手できる頭痛、生理痛等で使用される鎮痛剤の代表的な薬です。
名称はロキソニン以外にもイブやバファリンなど様々な類似商品が販売されています。
これらの鎮痛剤がすべてむくみやすいのか?といえばそんな事もありません。むくみの原因となる主な原因は成分内容によって確認できます。
非ステロイド性抗炎症剤とむくみの関係
ロキソニンや多くの市販の鎮痛剤は成分的には非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)といった薬のグループに分けることができます。
この非ステロイド性抗炎症剤は簡単にいってしまえばステロイドではない成分によって抗炎症作用や解熱作用、鎮痛作用を与えることに由来しています。
基本的にクリニックや歯医者さん等で処方される鎮痛剤市販の頭痛薬といった薬はこの非ステロイド性抗炎症剤と考えて下さい。
もちろん市販されている非ステロイド性抗炎症剤によって副作用の起こる確率はきわめて低いですが、薬ですから当然ながら副作用の可能性もあります。
一般的に非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)の副作用として有名なのが気管支喘息や肝障害、腎障害といわれています。
他にも出血が止まりづらくなる、血圧の調整機能に悪影響を及ぼすといった副作用もあると報告されています。
ロキソニンがなぜむくみやすいのか?
ではロキソニンがなぜむくみやすいのか解説します。
非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)の副作用といった説明では「むくみ(浮腫)」について説明されていませんが、ロキソニンによるむくみは、この非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)による腎障害と深く関係しています。
非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)の副作用のひとつである腎障害とは、具体的にいえばプロスタグランジンの産生を抑制することです。
プロスタグランジンとはアラキドン酸から合成されるエイコサノイドの一種でプロスタノイドとよばれる事もある物質で腎血流量を増加させる働きや抗利尿ホルモンを抑制させる働きをもっています。
プロスタグランジンが非ステロイド性抗炎症剤によって抑制されてしまうと、腎血流量が減少しナトリウムの再吸収が活発に行われてしまいます。
また抗利尿ホルモンの作用が亢進されます。
つまり体内のナトリウムの濃度が上昇し、利尿作用も抑えられ水分が体内に溜め込まれるわけです。言いかえればむくみのもっとも起こりやすい状態といえます。
また日中の活動している時間帯の服用ならば、排出されない水分は下半身に溜まる性質のため、顔や上半身にむくみはみられません。
しかし夕食後の服用、就寝前に服用した場合はモロに上半身にむくみが集中してしまうのは当然のことです。
またロキソニン等の非ステロイド性抗炎症剤によるむくみは、ハッキリと症状のでる方もいれば、まったく感じられない方もいるといわれています。
顔や手足のむくみ、または非ステロイド性抗炎症剤の服用によって尿の量が減った…といった感覚を経験した方は注意が必要です。
むくみやすい人、むくみが気になる人は自己判断で鎮痛剤を利用しない
そもそも普段からむくみやすい人の場合、非ステロイド性抗炎症剤に関係無くむくみやすい状態です。
つまり非ステロイド性抗炎症剤等の鎮痛剤によって簡単にむくみが発生すると考えられます。
なので鎮痛剤を処方された際は自分がむくみやすいという体質を伝え、非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)以外の鎮痛剤を処方してもらった方が安心です。
他にも成分内容の違う薬は数多くあります。また我慢できる範囲で鎮痛剤は使用しないと考え方を変えることも悪くありません。
薬は体の状態を改善する反面、必ず眠気や倦怠感、胃腸障害や湿疹…としわ寄せはどこかに現れます。
まとめ
以上、ロキソニンを服用すると激しいむくみに襲われる方にむけ
- なぜロキソニン等の鎮痛剤がむくみを引き起こすのか?
- ロキソニンなどの鎮痛剤に含まれる成分の中で、どんな成分がむくみに関係しているのか?
- またむくみやすい人が利用すべき鎮痛剤の種類とは?
このへんをまとめてみました。
むくみ体質が酷い方の場合、ご自分の体の状態を考えて、敢えて鎮痛剤を服用しない方法も選択肢の一つなのかもしれません。
何より、毎日の食生活や運動習慣、入浴方法など生活習慣を見直し、根本的にむくみづらい体質にシフトしていくことが大切ですね。
当ページがアナタのむくみ改善のお役に立てれば幸いです!