「靴は夕方に買え」という言葉のとおり、体内に溜まった不要な水分は重力の関係で1日かけて足をむくませます。
このページをみてくれているということは、立ち仕事やデスクワーク中心の女性の中でも
こんな風に、むくみが酷くて靴が履けない、またはむくみにくい靴が知りたい!とむくみやすい自分に合った靴やむくみを手っ取り早く改善させる方法をネットで探していましたね!
そこで当ページでは、むくみ体質の人にオススメしたい靴・スニーカーのタイプ。むくみをより悪化させてしまう靴を徹底調査!
結論から先にいうと、夕方になるとパンパンで靴が履けない…といったむくみの酷い方の場合、靴やスニーカー選びも大切ですが、それ以前に根本的な水分排出に問題がある状態です。
靴選びの前に、何かしら生活習慣の見直しが必要な状態ですね。
自分に合った靴やスニーカーを探すのも大切ですが、根本的にむくみづらい体質に変えてあげるのが1番重要なこと。
以下のページでむくみ体質のチェックリストを用意してます。ぜひご自分の生活習慣の見直しにお役立てください!
むくみやすい靴(シューズ)とは?
むくみやすい人のグループとむくみにくい人のグループのそれぞれに仕事中やプライベートでの履物についてのデータを集めてみると、仕事中にスニーカーやサンダルを履く方々よりも、ヒールの高いミュールやパンプス、ブーツを履く方々の方がむくみやすいという結果がでたそうです。
では何で仕事中にパンプスを履く人にむくみやすい人が多かったのでしょうか?これはヒールの高さとむくみが大きく関係しているようです。
パンプスのようにヒールが高い靴を履いた場合、スニーカーのような靴で歩く人に比べ、大幅に足首の動きが制限されてしまいます。つまり、リンパや静脈の流れをサポートするふくらはぎのポンプ運動が十分に行われていないことが原因だといわれています。
ふくらはぎの動きを制限しない靴
足のむくみを左右するのがふくらはぎの活動といわれています。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれる部分で、心臓から流れてきた血液を送り戻す役割を果たします。
そのふくらはぎの運動が十分になされないと、それだけ水分が停滞して足がむくみやすいのは言うまでもありません。つまり足首の可動範囲が狭いヒールの高いパンプスは水分を十分に送り戻すための運動を妨げているわけですね。
ですので同じ距離を歩いたとしてもスニーカーに比べ、筋肉は活動されずリンパや静脈は刺激されないのです。
ブーツもむくみを悪化させる
一方、ヒールのそれほど高くないブーツのような履物はどうでしょうか?実はブーツもむくみ解消の面ではおすすめできません。
というのもブーツにも各種ありますがロングブーツやニーハイブーツのような膝下から足先まで覆うタイプではふくらはぎを始め足の筋肉の動きを制限してしまいます。
もちろん素材にも関係してきますが、皮革、合成皮革素材のブーツの多くは伸縮性が乏しいために可動域が大幅に制限されてしまいます。
つまりそれだけふくらはぎのポンプ運動が行いないということです。とくにピッタリとふくらはぎにフィットさせるタイプのブーツは締め付けによって足の血流も悪化させます。
それだけリンパ管や静脈の流れが悪くなり、細胞外に押し出された不要な水分が足に取り残されてしまうのでさらにむくみやすい状態になるでしょう。
とはいえ、冬の間は足先の冷えがきになるので防寒をかねてブーツを履きたいという方もいるかもしれません。そんなむくみは解消したいけどブーツは履く必要のある方なら、ここ数年流行しているムートンブーツあたりがおすすめかもしれません。
主にシープスキン素材で内部がボアになっているために柔らかく、フィットし過ぎず多少の隙間もあるはずです。
おまけにムートンブーツの多くはヒールもフラッとなために足首やふくらはぎの筋肉の動きもわりと自由に動かせます。ムートンブーツなら帰宅時にむくんでしまった場合でも余裕があるので履けないこともありませんね。
サイズに余裕をもたせ足首の動きやすい靴を
靴がむくみに与える影響を考えてみると注意するべき部分は2つだけです。ひとつは血流が悪くなるほどピッタリしたサイズ、形状の靴は選んではいけないこと。
そして第二の心臓といえるふくらはぎをの筋肉の動きの妨げになるソール形状、足首の動きが制限される形状、つまりヒールの高い靴はできる限り避けることです。
もしかしたら足のむくみが気になるので、むくみを目立たないように選んだブーツが足のむくみの原因になっている場合も少くありません。
そんなむくみのスパイラルに入ると更にむくみはすすみ、老廃物は徐々に蓄積されて、むくんだ足から本当に脂肪で足が太くなるかもしれません。
まずはシューズ選びを見直し、できるだけむくみにくい足元に変えることも効果のあるむくみ解消法です。